東京・大森駅にある

キネカ大森という映画館で、

名画座2本立てという企画で

11月3日~9日までの期間で

上映された1本が映画『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』。

 

ビリー・ジーン・キングさんという女子テニス選手がいたことは

存じ上げていたのですが、

どういうストーリーを歩んだのかまでは

存じ上げていませんでした。

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そしてWTA(女子テニス協会)という組織は

元々あったものと私は認識していたのですが、

この映画で、

女子の優勝賞金が男子の8分の1であるなど

男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、

仲間とともにテニス協会を脱退して

WTAを立ち上げたことを知り、

そういう背景でWTAという組織が出来たのかと

びっくりもしました。

 

とにかく映画を観ていて

ビリー・ジーン・キングさんが格好良い。

 

まだまだ日本においても

男女格差が是正されていないことも多く、

女性の地位向上には

微力ながら僕も声を上げていきたいと思っています。

 

ただ、どうしても、たとえば

自分が今まで見下されていたら、

今度は相手を見下したいと

目には目を、歯には歯を、になりがちですが、

ビリー・ジーン・キングさんは

『女性が男性の上に行くのではなく、

女性も敬って欲しいだけよ』というセリフは印象的でした。

 

そしてこういう問題が起きると

日本の企業なら尻込みしやすいのですが、

フィリップモリス社の

バージニアスリムがスポンサーに名乗りを上げたのは

さすがアメリカと僕は思いました。

 

この映画、勇気をもらいたい女性には

お勧めの1本と言えるかもしれません。

何かの機会に

『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』

ご覧になってはいかがでしょうか…。

 

もちろん男性の方にも観ていただきたい作品です。

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