7月18日のウェブニュースで
このような記事が流れてきました。
まずは、その記事をご紹介いたします。
劇団ひとり「恥ずかしい」座席の倒し方名案すでに…
お笑いタレント劇団ひとり(41)が、
新幹線などの座席の倒し方をめぐる論争を受けて
解決策を提案したが、
過去にダウンタウンの松本人志や
脚本家の三谷幸喜氏が提案したものと同じ案だと指摘を受け、
「これ見よがしに名案面した自分が恥ずかしいです」と自虐した。
(後略)
※日刊スポーツ2018年7月18日ウェブニュースより引用(原文⇒こちら)
この記事を読んで、どうかご自身の発言を
恥ずかしがらないで、と僕が言いたいのは、
まず
角栄の言葉24 学生運動と若者
学生運動を繰り広げる
若者たちがいる。
経験が浅くて視野が狭いが
まじめに祖国の先行きを
考え心配している。
若者はあれでいい。
1960年代から70年代にかけ、
日本列島には学生運動の嵐が
吹き荒れていた。
反体制運動に明け暮れる若者たちに対し、
自民党の要職にあった角栄は
一定の理解を示していた。
「女の尻を追い掛け回す連中より
信頼できる。
社会に出て働き、
結婚して所帯を持てば
人生が一筋縄でいかないことを知り、
物事を判断する重心も低くなる」。
人間の「本質」を見抜く
角栄の慧眼である。
※『田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得
』より引用
ここに書かれていますように、
日本の社会問題について
劇団ひとりさんが自分なりに考えた案について
述べたことについては
日本のことを考えての発言であり、
また過去にダウンタウンの松本人志さんや
脚本家の三谷幸喜さんが出していた案であっても、
その案を知っていて、
さも自分の発案みたいにする行為は問題ですが、
このケースではそういう過去の同案を知らないで
発言しているのですから、
劇団ひとりさん、
どうか恥ずかしがらないで、と
僕は言いたいのです。
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それとこの田中角栄さんのエピソードに
リンクするお話として
一般に青年が主張する内容は正しくない。
しかし、青年がそれを主張すること自体は正しい。
(ジンメル)
【解説】
若者が主張する内容には間違っているものも多い。
しかし、若者が自分の意見を
主張することは素晴らしい。
臆せずに自分の意見を主張することは、
民主主義の原点でもある。
(ながれおとや)
※名言ナビより引用(原文⇒こちら)
コーチングがアメリカから日本へ渡り始めてきたころ、
日本にコーチングが根付くまで
10年に亘り、コーチ大会に
ゲストコーチとして来日されていた
デービット・ゴールド・スミスさんの
分科会に僕は出席したことがあるのですが、
アメリカでは質問がある人と言うと
pick me, pick me
(私を選んで、私を選んで)
と、すごくみんなが元気よく手を挙げるそうで、
でも日本は、質問がある人というと
シーーーーンと静まり返るので
pick me, pick meという発声練習から
始まった分科会がありました。
どうしても日本は
正しい発言をしないと
恥ずかしい経験を過去に
してきたからではないでしょうか?
でも、自分なりに考えた意見なら
今回の劇団ひとりさんのように
僕は臆せず発言して欲しいと思いました。
それが社会の活性化にもつながると
僕は思うからです。
ただ、“自分なりに考えた意見なら”と
注釈を入れたのは、
何も考えずに、わーわー騒ぐ目的の
発言は避けて欲しくて注釈を入れてみました。
このスクショは、その劇団ひとりさんの発言です。
(写真:劇団ひとりさん公式ツイッターより)
人間は時には間違った意見を言ったりもします。
ですから、今回の劇団ひとりさんのように
多少控えめに発言すると
事が起きても大きな問題に
ならないのかもしれません…。
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