たった2度の違いでも…
まずは、この図を見てください。
赤い線がサクセスストーリーを歩んでいる人が通っている道、
またはオリンピアンやチャンピオンなどが歩んでいる道だとします。
その道から、僅か2度違う角度のルートを歩いていたとしても(水色の線)
最初は気がつきにくいのですが、
知らず知らずのうちに
時間の経過とともに乖離が激しくなって行き、
辿り着く先も違った場所へ着いてしまいます。
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ゆで蛙の話
「ぬるま湯」から、あなたはいつ飛び出しますか?
簡単なクイズです。
熱い湯の中にカエルを入れると
どうなるだろうか?
そう、答えは
「熱くてすぐに飛び出す」だ。
では、もう一問。
今度はぬるま湯の中にカエルを入れ、
徐々に熱くしていくと
どうなるだろうか?
答えはなんと
「ゆで上がって死んでしまう」のである。
死に至るほどの熱さになっていることに気づかずに、
飛び出すきっかけを失ってしまうからだ。
マヌケなカエルと、
あなたは笑えるだろうか?
実はこのエピソードには、
人生の重大な教訓が含まれている。
「ぬるま湯」を、
あなたの今の生活環境に置き換えてみてほしい。
少しずつ熱くなっているのに気づかずに、
あなたはのんびり浮かんではいないだろうか?
湯の温度があなたの内側にある
大切な何かを蝕んで、
死に至らしめるまで。
たとえば、日本経済という社会環境は
確実にその温度を上げ、
厳しさを増している。
あなたの生活への影響も、
必ず出ているはずだ。
それでもあなたは現状に甘んじて、
そこから抜け出そうとは思わないだろうか……?
ぬるま湯を飛び出し、
生き残るには、
あなた自身の決断と勇気が必要不可欠だ。
※『ナポレオン・ヒル・プログラム』無料パンフより引用
乖離に気がついて修正するにしても
さて、先ほどの図で
サクセスストーリーから外れたルートを歩いていた人が、
『俺はちょっと間違ったルートを通っているぞ』と
あるポイントで気づいて、
ルートの修正を図ったとします。
でも遅れをとっているので
相手が一歩歩いたときに、
自分も同じ速度の歩幅で
歩いたとしたら差は一向に縮まりません。
差を縮めるには
相手が一歩歩いたときに
自分は二歩も三歩も歩き続けないと、
もしくはスピードアップを図るために走らないと
追いつかなくなります。
日本男子サッカーの現状
サッカーに限らず、
近年、各種目で世界各国の競技レベルが
飛躍的に伸びてきています。
サッカーについて言えば
むかしからセルジオ越後さんが世界基準の目で見て、
日本サッカー界へ提言してきたのを
辛口と揶揄し、
さらに日本が勝てそうなチームを
ホームゲームに招いて、
そして日本が勝ち、
日本代表チーム強いですよ!と
見せかけの強化をしているうちに
世界は本気の強化をしてきていて、
その結果、世界との乖離が激しくなり、
何から手をつけて良いのか
分からないぐらいの
ゆで蛙状態になっているのが現状ではないでしょうか!?
日本サッカー協会さん、
いまの現状を理解できていますか?
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