アメリカはいま行われている平昌オリンピック、
スノーボード・ハーフパイプ競技で
ショーン・ホワイト選手が金メダルを獲得したことにより、
冬季オリンピックでのアメリカの金メダル獲得数が
合計100個になったそうです。
おめでとうございます!!
さて、そうなってくると、
日本は?と知りたくなってきませんか?
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けっこう金メダルを獲っているイメージも
僕はあったのですが
(写真:日刊スポーツ2012年1月1日紙面より)
これを見て、愕然としました。
正確に書くと、
これは2008年までの夏季オリンピックだけの
金メダル獲得数なんですが、
これしか獲っていないのか~!と、
ちょっとビックリ…。
そして今現在の日本の金メダル獲得数ですが、
《夏季大会》 計142個
1928年アムステルダム大会(2)
1932年ロサンゼルス大会(7)
1936年ベルリン大会(6)
1952年ヘルシンキ大会(1)
1956年メルボルン大会(4)
1960年ローマ大会(4)
1964年東京大会(16)
1968年メキシコシティー大会(11)
1972年ミュンヘン大会(13)
1976年モントリオール大会(9)
1984年ロサンゼルス大会(10)
1988年ソウル大会(4)
1992年バルセロナ大会(3)
1996年アトランタ大会(3)
2000年シドニー大会(5)
2004年アテネ大会(16)
2008年北京大会(9)
2012年ロンドン大会(7)
2016年リオデジャネイロ大会(12)
《冬季大会》 計10個(2018年2月15日現在)
1972年札幌大会(1)
1992年アルベールビル大会(1)
1994年リレハンメル大会(1)
1998年長野大会(5)
2006年トリノ大会(1)
2014年ソチ大会(1)
※( )内は金メダル獲得数
こう考えると、
あまり日本は金メダルを獲れていない国で、
夏冬合わせて152個の金メダルですが、
たとえば北島康介選手は
そのうち4個獲得していたり、
野村忠宏選手は3個の金メダルを獲得していたりするので、
金メダルを獲得した選手数になると
さらに少ない数になってきます。
ですから日本は、
金メダル候補の選手も少ないですし、
金メダルを狙える競技数も少ない、
メダル大国アメリカのように
右を見ても、左を見ても
金メダリストのいる国ではない。
だから金メダル候補選手へのプレッシャーは激しく、
逆に注目選手から少し外れたところにいる選手が
のびのびとプレーし、金メダルを獲ったりする。
バルセロナ大会の岩崎恭子選手のように…。
で、金メダル候補の選手も
金メダルへの重圧を解いてあげて
のびのびとプレーできる状況にすれば
日本はもっと金メダルが獲れる国になると
私は信じ、メンタル強化の重要性を説いているんですが、
JOCなどは理解力が低いのか!?
よく理解できないようだ…。
たとえば前回ソチ・オリンピックの
高梨沙羅選手が金メダルを逃したのも
彼女自身のここ一番でのメンタルの弱さもあるのですが(内的要因)、
外的要因としては金メダルへの重圧だったと私は感じています。
2020東京オリンピック、
金メダル量産なんて言っていますが、
ここら辺の問題をクリアしていかないと
僕は難しいと感じているのです。
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