今年も残り3ヶ月を切ってきたので、

今年書き残してきたことを

少しずつ書いていく時間にも

充てようとも思ってきました。

 

そんな今日は

『僕が感じていた平昌オリンピック・小平奈緒選手の盲点』というテーマで

書いていきたいと思います。

広告

スピードスケートの小平奈緒選手は

金メダル候補として平昌オリンピックでは

世界から注目をされてきました。

 

ただ、小平奈緒選手の準備を見ていくと

メンタル面では何か物足りなさを

私は感じていたのです。

 

それはなぜなのだろうか?

 

考えていくうちに

あることに気がついたのです。

さて、たとえば冬季オリンピックでは過去に、

ダン・ジャンセン選手という

高い実力を持ち、金メダルの最有力候補でありながら、

なかなか金メダルに辿り着くことができなかった

悲運の選手として記憶に残っている方も

オールドファンとしては多いと思います。

 

この映像の中にもあるように

1988年のカルガリーオリンピックでは

500mのレース直前に実姉が白血病で亡くなり、

その悲報を聞いたダン・ジャンセン選手は、

精神的な動揺の影響からか、

転倒をしてしまうのです。

 

このように、神様は、

時に残酷な厳しい試練を

私たちに与えることがあるのです。

 

たとえば、ダン・ジャンセン選手のように…。

 

そういう長い間、

スポーツを見てきた私としては、

小平奈緒選手に感じた

メンタル面の物足りなさは

きれいな練習(準備)しかしていないように

感じたことでした。

 

たとえば平昌オリンピックのレース当日、

応援へ向かう家族が不慮の事故に遭って亡くなっても

小平奈緒選手が平常心で戦えるメンタリティーを

備えていたかと言えば、

僕はNOと感じていたのです。

 

ただ、こういう悲しいケースは

極稀にしか起きないこと。

そして平昌オリンピック直前の時期には

小平奈緒選手が大学時代、ともに頑張ってきた

住吉都選手の突然の死別などもあったので、

大会前にこの盲点には気づいていたのですが、

敢えて書かないことにしていました。

不安を煽りたくなかったので…。

 

ただ、いまスポーツは

科学トレーニングが進んできていますが、

科学トレーニングが進んできたからこそ、

しっかり準備してきたと思い込み、

その結果、見落としがちな盲点も

生まれやすくなってくる時代なのかもしれません…。

広告

広告