今日は憲法記念日ということで

私なりに感じていることを

書いていきたいと思います。

島国日本だから…

まずは昭和40年代、50年代の日本は、

エスカレーターに乗るときに、

前の人が乗った次のステップに乗っても

全然OKな時代でした。

 

しかし、その後、海外へ日本人が多く行くようになってきて、

海外旅行へ行く前に海外の文化やマナーを学んだ際に、

外国ではエスカレーターは、

前に乗った人の次のステップは

開けるのがエチケット、マナーということを

学んだり、実際に体験する人が多くなり、

現代社会でも、前に乗った次のステップは

開ける人が多くなっているのです。

 

たとえばヨーロッパのように

陸つながりですと

他国の文化が入ってきやすいのですが、

日本の場合は島国のため、

他国の文化が入り難いとも言えます。

 

そして現在の日本国憲法は

日本人が書いたものでは無いと言いますが、

逆に言うと日本人では書くことができなかった憲法であり、

私は大変優れた憲法であると感じています。

 

公明党代表の山口那津男氏も

今の憲法を高く評価しているように。

 

そして今の日本国憲法が出来たときに

当時の多くの国民がこれが民主主義なんだと

感銘を受けたとも言われています。

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日本国憲法の特徴

昨年5月2日、朝日新聞のオピニオン欄に

ケネス・盛・マッケルウェイン東大准教授が

日本国憲法は

少ない分量、詳細は個別立法ということが

書かれていました。

 

確かに、これが長い間

改憲しなくても済んでいるわけです。

※記事、詳細は⇒こちら

 

で、僕としては

憲法解釈で乗り切れるうちは

憲法改正をしたくない立場ではありますが、

実は私個人としては憲法に

『日本国憲法は日本の最高法規であるが、

憲法を補う関連法案もまた重要な法律である』という

一文を加えたい考えを持っています。

 

でも、たとえば消費税導入の際、

かなり根強い反対があったわけですが、

消費税導入が決まり、3%からスタートし、

3%から5%、5%から8%、

8%から10%と、

段々と上がっていったように、

憲法改正も一度起きると

どんどん拍車をかけて

改正が起きることが想定されるので、

憲法解釈で乗り切れるうちは

憲法を改正せず、

憲法解釈で乗り切りたいというのが

僕の考え方なのです。

 

そして自民党は数の力で

憲法改正を目論んでいますが、

憲法が日本の最高法規である以上、

たとえば18歳選挙権のときのように

与党も野党も、そして国民も

改正しても良いんじゃないか!というような

国民全体が納得するような内容ならば

改正しても良いと私は考えています。

 

でも、そういう機運になっていないにも係わらず

安倍自民党は

憲法改正に前のめりですが、

憲法改正は安倍自民党にとっては

重要課題かもしれませんが、

今すぐ改正しなければいけないというような

緊急課題ではないはずです。

 

問題提起として

憲法改正を取り上げるのは良いと思いますが、

経済回復や労働者の環境改善などなど

もっと取り組まないといけない課題も多く、

そちらの方が優先順位が高いようにも

私は感じてしまうのですが…。。

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