昨日開催されました

史上初の米朝首脳会談は無事に終わりました。

 

合意文書に署名した内容は

(安請け合いして後で困ることがないように)

確実に約束できるもの、

確実に実行へ移せるものだけを

載せた印象を僕は受けました。

 

平和への長い道のり第一歩としては

まずは成功裏に終わったのではないでしょうか…。

 

さて、今後、日本は日朝の直接会談を

目指していくようですが、

上手くいくのかなぁ…とちょっと心配になります。

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それはたとえばドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長と

握手を交わした後、

トランプ大統領は

少し緊張気味の金正恩氏に対し

相手をもてなすようなしぐさが見られましたが、

果たして安倍総理や今の閣僚が北朝鮮に対して

このような態度(振る舞い)ができるかというと

些か疑問が残るからです。

 

たとえば国会でも野党に対し

人を小バカにしたような

見下すような態度を取り続けてきた人たちですから…。

 

孔子に学ぶ人生の戦術 連載③

ナビゲーター 江上剛(作家)

約を以て之を失ふ者は鮮し
(やくをもってこれをうしなふものはすくなし)
=論語 里仁第四 23=

【現代語訳】慎み深く控えめにしておけば
間違うことは少ない。

 

社内で企画が通らない。

取引先との話をまとめなければならないが

気が重いーー。

 

仕事を進めるにおいて

“交渉”は欠かせないものだが、

苦手とする人は多い。

 

逆にいえば、

交渉さえうまくいけば、

仕事はほとんど成功したも

同然ではないだろうか。

 

私がサラリーマンだったときも、

「実力ではない、評判次第だよ」などと

言われた経験がある。

 

交渉といえば

駆け引きを連想するかもしれないが、

肝はまさに孔子がいう

「慎み深く控えめにしておけば

間違うことは少ない」である。

 

(中略)

 

交渉術とは人間関係である。

普段から万事控えめであれば、

いざというときの交渉、

あらゆる人間関係はうまくいくのである。

 

※日刊ゲンダイ2015年7月28日号より

トランプ大統領は

あれだけビジネスで結果を出してきた人なので、

変わり身も早く、

それが功を奏したのですが、

安倍総理や日本の閣僚は執着して

最後まで圧力一辺倒の態度だっただけに

それが今後どう響いてしまうのか

(人間には感情があって、

感情の縺れが一番厄介なので)

ちょっと心配なところではあります。

 

僕としては

拉致被害者の救出まで

どうかどうかたどり着けますように☆

と祈るばかりですが…。

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