小池人気にあやかりたいと
小池百合子さんの下へ集まった人たちが
小池さんが失言したことも一因してか!?
結果が伴わなかったら
小池さんに恨み節…、
それではあまりにも身勝手過ぎませんか!?
と、私は思うのです。
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たとえば小沢一郎氏が民主党時代、
後援会組織をしっかり築くために
ノルマを課せたりしたのは
しっかりした地盤作りも
したかったのだと私は推測しています。
しっかりとした地盤があれば、
順風、または逆風のときにでも
生き残れやすい状態であるとも言えるからです。
たとえば以前私は甘利明氏の選挙区を
車で通る機会があったのですが、
至る所に「甘利明後援会」の掲示板が立っていて
強い地盤を築いているな~と
感じたものでした。
では、このブログを読んでいるみなさんの近所で、
野党の掲示板はどのくらいあるでしょうか?
私の近所ではほとんど見かけません。
要するにしっかりとした地盤を築く努力を
怠っていると言えるのではないでしょうか!?
先の衆議院選挙では
自民党の大物議員が選挙応援に入ったというニュースを
以前に比べてあまり見かけなかったようにも
私は感じています。
それだけ自民党は大物議員の選挙応援が無くても
勝てる地盤を築いてきてるとも言えるでしょう。
そういう状況下で
風任せ、風だけを頼りにして
果たして勝てるのでしょうか!?
次に小沢一郎氏は
一日何ヶ所(数は忘れてしまったけど)にも辻立ちしなさい、と
民主党時代、言ってきました。
(写真はあくまでもイメージです)
辻立ちしている人の話を
立ち止まって聴く人なんて
ほとんどいませんが、
雨の日も、風が強い日も
誰にも聴かれていなくても
辻立ちしていた姿は
ボクシングのボディーブローのように
選挙になってくると
「あの人頑張っていたよな」と
効いてくるんです。
こういう日々の努力の積み重ねが
大切だと思うのですが…。
さて、ここで、ある例を通じて
学んでみたいと思います。
とあるプロゴルファーが優勝争いをしていました。
そしてスコアとしては優勝したと思ったのですが、
あるギャラリーから大会本部へ指摘があり、
その結果、2打罰のペナルティーが科せられ、
他選手が優勝することになってしまいました。
こういう事例があったとします。
そのときにその優勝を逃したプロゴルファーが
【ケース1】あのギャラリーさえ見ていなければ
俺が優勝していたんだ!
あいつさえいなければ…。
こういう心境になる選手も
様々な選手がいたりするので
出てくるでしょう。
その一方で、こういう選手もいたりします。
【ケース2】もっとルールブックを熟知していれば
こういうペナルティーをもらわずに済んだんだ。
もう一回ルールブックを読み直そう。
この事例から学べることは、
前者は、他人へ責任を押しつけていて、
後者は、責任を自分へ引き寄せています。
そして他人へ責任を押しつける人は
自分を反省することがないので成長することは少なく、
逆に、責任を自分へ引き寄せる人は
多くのことを学ぶ機会があり、
そしてさらに成長をし続けていくのです。
よく自民党議員が「自己責任で」というのは、
私たちが使う『自分へ責任を引き寄せることが大切』という意味で
使っていると思われるのですが、
自民党議員が使う「自己責任」という言葉は、
相手の心情に寄り添うこともなくバッサリ切る感じで、
この人には血が通っているのかと疑うぐらいの、
上から目線な言葉だと私は感じてしまいますが…。
さて、冒頭で書いた
小池さんに恨み節をした人たちは
責任を他者に押しつけてばかりで
内省することもないので
今後も厳しいのでは!?と
私などは思ったりするのですが…。
最後に、私は小池百合子氏を擁護するつもりはありませんが、
橋下維新はどんどん立候補させて
議員になってから
けっこうトラブルが多かったので、
小池百合子氏としてみれば
立候補させる前に選別(小池氏の言葉では排除)したかったのには
一定の理解を私はしているんです。
それともう一つ、
橋下維新が強かった時代は、
この政策で日本を変えていく、と
政策に魅力を感じていた(橋下さんへの求心力もあったのも事実)人も
多かったのではないでしょうか!?
そして政権を獲るには
どうしても過半数を獲る必要があるのですが、
橋下さんが誤った判断をした一つは、
他党と合流したことが一因だと私は見ています。
他党と合流したことが
結局橋下さんも選挙目当てか!と
国民には映ってしまったのではないでしょうか!?
いまの国民は選挙目当ての人を
相当嫌っているように私には感じていますので…。
橋下徹氏も小池百合子氏も
急いては事を仕損じる、
急がば回れの発想があれば、
日本の政治も、日本の社会も
変わっていたのではと思うと
私は残念でなりません。
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