衆議院議員・河野太郎氏が

2014年2月22日に書いた

『排外主義者』というタイトルのブログを読んで

私は感じるものがありました。

 

一部を引用して紹介したいと思います。

(前略)

初当選以来、議員会館で日本の大学生だけでなく、海外からの留学生も積極的にインターンとして受け入れている。
これまでに英、米、加、豪、中、韓、スウェーデン、デンマーク、レバノン、ヨルダン、イラク、オマーン、ルクセンブルグ等々の国から大学生、大学院生をインターンとして受け入れてきた。
最近は、与野党を問わず、留学生をインターンとして受け入れている議員も増えてきた。自民党本部でも国際局などで時々、留学生を受け入れている。
ワシントンで知日派の代表の一人であるマイケル・グリーン氏も、かつて国会でインターンを経験した一人だ。
霞が関や防衛大学等でも積極的に外国と官僚や軍人の相互交流を行っている。
国際化の中で、お互いのことをよく知っている人間を増やすことは大切だ。

(後略)

※河野太郎氏のブログより引用。全文、原文は⇒こちら

私はこのブログを読んだときに感じたのは、

政権につけば切っても切れない一つが

外交と言えるでしょう。

 

たとえば海外の人たちと交流が少ない政権と、

国際交流が盛んに行われている政権では、

何か外交問題が発生したときに

どちらの政権の方が解決し易いかというと

多くのコネクションを持っている

国際交流が盛んに行われている政権ではないでしょうか!?

私が野党の党首でしたら、

たとえば所属議員一人につき3か国以上、

所属議員全員で国連加盟国すべての国と

コネクションがある状態を築く

取り組みを指示します。

 

さて、民主党時代、

尖閣諸島中国漁船衝突映像流出事件がありました。

この映像を目の当たりにした国民は

日本の近海で起きている危機を感じ、

お試し政権に任せてられないと

感じたことでしょう。

 

また3.11の事後処理の悪さから

国民は「頼むから菅(直人)さん、総理を降りてくれ」と

声を上げても聞く耳を持たなかった。

 

そういう出来事を通じて国民は

実績のある政権に政権運営を任せて安心したいとなり、

政権をあまり経験していない政党や

政権を経験したことがない政党にとっては

以前より政権交代が難しい時代に

突入したと言えるのではないでしょうか!?

 

では、自公政権以外の政党は

どうしたら政権交代を実現できるのでしょうか?

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私の答えとしては

国民に対して

政権担当能力があることを

具体的に示す必要があると思うのです…。

 

たとえば先ほども挙げたように、

私たちは政権担当能力があることを

国民のみなさんに理解してもらうために

様々な取り組みをしてきました。

 

たとえば国連加盟国すべての国と

コネクションを築いてきましたので

何か外交問題が発生しても

そのコネクションがあれば

問題解決の手助けをしてくれることでしょう。

 

こう書けば、国民は

この政党は政権交代実現のために

具体的に取り組んできたんだなぁ~という

判断材料になると思うのです。

 

その他にも、これが民間企業であれば

ヘッドハンティングもできるのでしょうが、

自公政権の閣僚経験者が

野党に移ることはまず無いでしょう。

 

では政権の経験が乏しい政党が

その課題をクリアするには

どうしたら良いのでしょうか?

 

私は法律の専門家ではないので

これが日本の法律の範囲内かは分かりませんが、

たとえば自分たちの政党が

イギリスの労働党に近いとして

イギリスの労働党のようになりたい、真似たいと思えば

元首相のトニー・ブレア氏を政策ブレーンとして呼んで

指南してもらうというのはいかがでしょうか?

 

国民は野党にも与党にも

嫌気が差している現状の中では、

新たな選択肢を創ることにはなると思います。

 

いまの野党に決定的に足りないのは

僕は経営的センスだと感じているのですが、

いかがでしょうか…。

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