先週の金曜日10月26日に
時間を見つけて
映画『日日是好日』を鑑賞してきました~!
さて、この映画の中には
世の中には、「すぐわかるもの」と、
「すぐわからないもの」の二種類がある。
すぐにわからないものは、
長い時間をかけて、少しずつ気づいて、
わかってくる。
※映画『日日是好日』より
というお話が出てきます。
確かに~!と思いました。
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そして「これどういう意味があるんですか?」という問いに、
武田先生は「とにかくこうするの」というやりとりのシーンが
あるのですが、
今の若い子はすぐに理由を求めて、
そして理由を教えてくれないとやらない子が
多いように感じています。
(信頼している人が言っているんだから、
“とにかくまずはやってみよう”という気持ちになれる
若い子が少なくなってきてはいますね)
でも、たとえば、このシーンの作法でも、
試行錯誤の末にたどり着いたやり方ですから
何らかの意味があるはずですから、
どういう境地でたどり着いたのか
探求してみよう、
味わってみようとすると
深い部分まで味わえるはずですが、
今の子たちはそういうことをやりたがらない。
だから深い部分(境地)までたどり着けない、
そして借りてきた言葉でしか話せない現代人が
多いようにも私は感じています。
さて、この映画で主演された樹木希林さんが
他界されたとき、
この映画で映画初出演を果たした山下美月さんは
モバメで「(樹木希林さんから)こういうときはこうするといいわよ」とか
いろいろアドバイスをしてくださったことに対し、
感謝のお言葉を添えられていました。
たとえば、先日、川栄李奈さんも話は違いますが
(写真:川栄李奈さん公式インスタグラムより)
笑福亭鶴瓶さんから楽屋見舞いがあり、
喜んでいる姿があったりしました。
さて、私も若いころは
たくさんの先輩や
企業に育てられた経験があります。
でも、そういうご恩を
その人たちに返せない分、
後進の道を歩む人たちへ自分のできる範囲で
(できるときに)ご恩返しをしています。
先ほど挙げた山下美月さんや川栄李奈さんだけに限らずですが、
ご恩を受けた人たちが、
5年後、10年後、
自分たちが受けたご恩を
今度は後進の道を歩む人たちへ
返せる人になっていて欲しいというのが
私からの願いです。
たとえばお正月に行われる伝統行事“お年玉”も
お年玉を貰う側から、
お年玉をあげる側になって初めて大人になる
感覚と同じで…。
それが大人になるということだと
私は思っているのです。
さて、映画のタイトルにもなっている
『日日是好日』というお言葉ですが、
最初私は学が無いもので
ひびぜっこうびと読んでいたのですが(笑)
どうも、にちにちこれこうじつと読むみたいです。
そして、その意味は
日日是好日(にちにちこれこうじつ/にちにちこれこうにち)
それが嵐の日であろうと、
何か大切なものを失った日であろうと、
その一日をありのまま受け止め、
ひたすら生きれば、
どんな日も、かけがえのない絶好の一日。
(写真、文ともに映画『日日是好日』パンフレットより引用)
最後に、末筆にはなりましたが、
樹木希林さんのご冥福をお祈りいたします。
映画『日日是好日』
絶賛公開中ですので、
みなさんも五感を使って、
楽しまれてはいかがでしょうか?
何か感じれるかもしれませんよ…。
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