神戸新聞社のウェブニュースより
まずは、僕が今回どのような話題を取り上げたいのか
知っていただきたいので神戸新聞社のウェブニュースから
引用させていただきます。
新成人に「態度なってない」
式辞で市長声荒らげ兵庫県明石市の泉房穂市長は9日、
同市成人式の式辞で
「ざわついていて、みなさんの態度はなっていない。
式典に多大な税金を使っているが、
来年以降の取りやめを考えたくなる」と声を荒らげた。関係者や新成人からは、
前触れなく怒鳴るような言い方をしたことに
批判が出ている。ある市議は「静かにしなさいと注意せず、
頭ごなしで行き過ぎ」とし、
新成人は「大人げなく、
見習いたい態度でなかった」と話した。一方で泉市長はお祝いの言葉を贈り
「厳しい時代だが、それぞれ強く生き、
明石を大切にしてもらいたい」とも話した。
(藤井伸哉)※神戸新聞ウェブニュースより引用。引用元は⇒こちら
市長、あなたは魅力ある話し方をしましたか?
たとえば、泉房穂市長の代わりに登壇者が、
スティーブ・ジョブズ氏だったらどうでしょうか?
矢沢永吉氏だったらどうでしょうか?
高橋みなみ氏だったらどうでしょうか?
そんなにざわつかずに話を聞いたのでは
ないでしょうか!?
たとえば、『泉房穂市長講演会』という設定で
募集をかけて集まった人なら
泉房穂氏の話を聞きたい人が集まったわけですから
清聴して聞く人がほとんどでしょう。
でも、この成人式に集まった人たちは、
泉房穂市長の話を聞きたいために
集まったわけではないと考えられます。
ですから、自分に興味が無い人たちに
響く届く言葉や話し方をしないと相手には届きません。
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たとえば、安河内哲也氏
フジテレビ系列で放送されていた
『テレビシャカイ実験 あすなろラボ』で
2013年6月23日放送の回は、
東進ハイスクールの超人気カリスマ英語講師・安河内哲也氏でした。
そして放送の内容は
『たった1回の授業で落ちこぼれをヤル気にさせる事ができるのか?』
自分に興味が無い、英語にも興味が無い人たちに
試行錯誤しながら、どういう切り口なら
心を開かせられるか考動した姿が見受けられました。
見ていない方のための参考リンク⇒こちら
吉田清彦氏がセミナーで話してくれた話
以前、講座・イベントプランナーの吉田清彦氏の
セミナーに参加したときに
シェアしてくださったお話で、
・正しい(ただしい)
・楽しい(たのしい)
正しい(ただしい)と楽しい(たのしい)は
読み方としては一字違うだけなんですが、
『正しいことやってます』は
興味が無い人からすれば
「あっ、そ…」でそっぽを向かれて終わってしまうけど、
楽しいことや興味あることだったら、
行ってみたい、聴いてみたいという気持ちに
なりますよね!?
ですから参加する人が興味が湧く、
楽しく、参加することがわくわくするようなものにしないと
イベントは成功しません。
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私のツイッターも⇒こちら
真面目なことばかり書いていたら
そっぽを向かれ、ほとんど相手にされないでしょう。
人間は苦痛を避け、快楽に向かう習性がありますから…。
ですから応援している人や面白い話題を織り交ぜながら、
たまに真面目な話や聞いて欲しい話を
つぶやいています。
たとえば広報誌なども
真面目な話ばかりではなくて、
詰将棋なども載せたりするのは、
なるべく多くの人に手に取って読んでいただきたいという
工夫からではないでしょうか!?
まとめ
泉房穂氏のプロフィールを拝見させていただくと、
昭和38年8月生まれで、
私は昭和39年7月生まれと
けっこう近い年代で、
私たちの世代は
たとえば校長先生の話は静かに聴くという世代でしたが、
いまの若い世代の子は
ゲームやテレビ、
マンガやパソコン、
携帯電話やスマホなどなど、
むかしに比べたら楽しめることが
いっぱいいっぱいあって、
それに勝てる仕組みを作らないと
興味を持ってもらえないのです。
ですから1パターンの話し方ではなくて、
ギアを何段も変えられ
とっさに話し方を変えられる術を身につけないと
相手には届き難いのです。
僕だったら1つの方法論として、たとえば、
『俺の 俺の 俺の話を聞け!
2分だけでもいい』と
クレイジーケンバンドのタイガー&ドラゴンを歌いながら、
その続きで『2分だけでも良いから聴いてよ』と
笑いに持っていくかもしれませんね…。
そうすると参加者も「うちの市長もなかなかやるじゃん」って
なるかもしれませんし…!?
(これは実際にやってみないと本当のことはわかりませんが)
なので、泉房穂氏の「自分が話すときは静かに聞くもの」的発想は
僕からすると、驕った考え方だと僕には感じられたのです。
みなさんは、どのように感じられましたか?
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