今日は昭和天皇の生誕日(1901年4月29日生まれ)ということで
今回は『一旦思想教育を受けてしまうと…』というタイトルで
書いてみたいと思います。
これから書く話は私の中学校時代の話なんで
かれこれ40年ぐらい前の話になりますでしょうか…。
その40年ぐらい前の時代というのは
今のようにインターネットなどはまだ無く、
情報を得るにしても新聞やテレビ、書籍などに限られ、
また親に問いかけても解らない問題については
『学校の先生に聞いてごらんなさい』とか
街(地域)に住んでいるあのお爺ちゃんなら
知っているかもという時代でした。
そう、先生は知識人で
正しいことを言うと信じられた時代に育った僕の中学時代、
(当時の)社会科の先生がこういうことを
授業で言いました。
『天皇が戦争に賛成(サイン)しなければ
戦争は起きなかったんだ。
だから天皇が悪いんだ…』という話でした。
この発言をした先生の名は伏せますが、
この話を聞いて以降、
かなり長い間、天皇が難いと思い込んだ時期も
僕の中ではありました。
しかしその後、色々な文献に触れることで
昭和天皇は本当は平和を愛していて
戦争は回避できないものかと
最後まで考えていた人で、
そういう事実を知ったおかげで
長い間の呪縛から
私は解き放たれたのです。
このように一旦思想教育を受けてしまいますと、
長い間呪縛にかかって
それが正しいと信じてしまい、
そこからなかなか抜け出せない長い期間を
過ごしてしまうこともあるのです。
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さて、日本のお隣・韓国では
いまだに反日教育を行っているようで、
その影響で日本が憎いという感情を持っている韓国人も
多いかと思われますが、
それは反日教育という思想教育が
そういう感情を抱かせているだけというスタンスで
私の中では捉えています。
そして韓国も今までは政治が不安定になると
反日を利用して立て直してきた歴史がありますが、
最近の韓国は自分の足で立てることが分かってきているので、
もしかすると5年後、10年後には
反日教育を使わない時代が来るかもしれないと
僕の中では見ていますが…。
さて、森友学園問題で
小さな児童に教育勅語を暗記させているシーンが
テレビで流されたことがありました。
僕としては教育勅語の中でも
良いことも書いてある部分もあるので、
私としては教育勅語を全否定も全肯定もしない立場ではいます。
ただ、森友学園が
小さな児童に教育勅語を暗記させている何が
私としては問題かと言いますと、
判断能力がまだ無い世代(子どもたち)に
これこそ正しい思想だと植えつけようとする姿勢は
思想教育であり、
僕は改めるべきだと思っていました。
今日は『一旦思想教育を受けてしまうと…』というタイトルで
思想教育の危うさについて
簡単ですが、私の経験から書いてみました。
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