明日(10月31日)は

衆議院選挙の投票日です。

 

私は映画やミュージカルなどから

さまざまなことを学んできました。

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映画解説者、映画評論家として

1900年代の約1世紀を生き抜いてきた

淀川長治さんはこんな言葉を残しています。

四歳から映画を見てきて、何が勉強になったか。
キザですけど、愛ですね。
次は勇気。
次に誠実さ。
映画館は人間勉強の一番の教室だね。

(淀川長治)

僕も同じようなことを

映画からたくさん学び、

影響も受けてきています。

 

また、淀川長治さんは

このような言葉も残してくれています。

映画とは国と国の垣根をなくすことね。
映画とは世界の言葉を持っていることね。
映画とはみんなが見るものね。
映画とは人間を知ることね。
これほど人間について教えてくれるものはないのね。

(淀川長治)

このように多くのことを

学ばせてくれるのが

芸術、芸能、文化活動などです。

 

また、平原綾香さんはお母様から

喋っているときも、
音楽を奏でるようにしなさい。

そうすれば、辛辣な言葉は出ないから。

(平原綾香さんのお母様のお言葉)

確かに~とも思ったり、

 

たとえばミュージカルなど

芸術性の高い舞台を観ると

僕は心が洗われることが

何回もありました。

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また私は5月16日に書いたブログ

【是々非々で】日本学術会議任命拒否問題について』内でも書きましたが、

教養とは、自分とは
別の価値観も
許容するということだ。

自分だけの狭い価値観にとらわれず、
別の価値観を理解し、
広い立場に立って
判断できるということだ。

自分の価値観から一歩も出ないで、
別の価値観で行動する他人を
断罪するのは、
いわば、別の国の法律で
罰するようなものだ。
それでは、知的な態度とは言えない。

自分の価値観は
しっかりともちながらも、
別の価値観の人間の行動も理解し、
その上で、どちらが正しいかを
判断するというのが、
最も知的な人間のすることだ。

※樋口裕一著『頭がいい人、悪い人の話し方』より引用

もし今までの自公政権が

コロナ禍などの対応や

疑惑の説明などについて、

芸術、芸能、文化活動を通じて

愛や誠実さ、教養のある行動が

取れているというのでしたら、

現政権側を支えるのも有りですし、

 

もし、愛や誠実さ、教養などが

現政権では欠けているというのでしたら、

判断を誤ることは多々あるので

投票先を考える必要性が出てきます。

 

そのときは、

自分がどの政党へ投票したかは

公表する必要はありませんので、

“清き一票”を自分が託したい候補者、

政党へ勇気を持って投票をお願いしたいのです。

 

最後に『みんなの未来を選ぶためのチェックリスト』という

サイトがあります。

そのサイト内には、いろいろな判断材料が載っていますが、

その中から

「19.文化芸術について」から

コロナ禍のような緊急時でも

国として文化芸術活動を支えることができる国費を

拠出する形での基金制度を確立しますか?

(写真:『みんなの未来を選ぶためのチェックリスト』より)

衆議院は最長で4年という任期があります。

 

ですから今後の4年間の日本の方向性が

この選挙次第で決まります。

 

どうか“清き一票”を大切に、

そして有効にお使いくださいませ。

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