まず、はじめに
一昨年のアメリカ大統領選あたりから
ドナルド・トランプ氏の
パワフルな言動で
世界が揺れ動き続けてきています。
彼の行動を異常行動と言ったり、
精神科へ通うべきだという報道も見られたりします。
トランプ氏の言動で世界が混沌してきている現状を考えると、
私はトランプ氏へエネルギーバランスを整えて欲しくて
今日は書いていくことにしました。
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ドナルド・トランプ氏はエニアグラム・タイプ8
たとえば、とあるエニアグラムの本の
タイプ8のページを開くと
タイプ8の人は、
人生を戦いの場ととらえています。
もてる能力とスタミナを、
自分が正義と信じるものに捧げ、
不正に対して敢然と挑戦する役割に燃えます。
常に自分の属する分野での第一人者であることを目指します。
自分の絶対的な力を信じ、障害となるものとは
いつでも力で対決する身がまえでできています。
弱さを嫌い、人の拒絶を恐れない強さは、
傲慢ととらえることもあります。
このパワーで人を動かすことを好み、
主導権を獲得していきます。
彼らの疲れを知らない活力は、
新しいことへと次から次への挑戦として発揮されます。
強面の厳しい個人主義者としての外見をもつ反面、
彼らは心の内側に優しい気持ちを潜ませた
親分肌のところがあります。
(後略)
この文章を読むと、
トランプ氏は『俺のことが書いてある』と思うかもしれませんし、
他の人も、この文章を読んで
トランプ氏を思い浮かべる人もいるでしょう。
それだけトランプ氏は自分のタイプが前面に出ているからです。
さて、ここでタイプ8の健全度が高い状態と
健全度が低い状態を書き記してみたいと思います。
最高の状態のタイプ8
・自信がある
・精力的
・嘘を言わない
・決然としている
・率直
・義理堅い
・保護的
・寛大
・協力的
・勇敢
最悪の状態のタイプ8
・鈍感
・支配的
・自己中心
・過度に攻撃的
・過度に要求する
・傲慢
・闘争的
・所有欲が強い
・非妥協的
・人のあら探しをする※『エニアグラムでパートナー探し』』より引用
さて、これを読んでみていかがですか?
私は、トランプ氏の健全度が高いか、
健全度が低いかというと
健全度が低いと私は感じています。
そこがネックになっているところです。
さて、トランプ氏がどうしてアメリカ大統領に
立候補したかというと、
偉大な国、そして強い国アメリカが
オバマ外交によって凋落が激しくなってきたのを感じ、
タイプ8は勝ちに拘り、
負けると自分が消滅させられる恐れを持っているため、
このまま行けばアメリカ(アメリカ=自分)が瀕死の状態になるのを恐れたために
立ち上がった、これがトランプ氏の行動原理と言えるでしょう。
だからトランプ氏としてみれば、
俺はもう一度強いアメリカを築くために頑張っているわけで、
それにも係わらず、自分を非難してくる人は裏切り者と捉え、
容赦なくやっつけ、服従させようとしているのが現状と言えるでしょう。
まぁ~、この自分を非難してくる人は裏切り者と捉え、
容赦なくやっつけ、服従させようとする行動は
タイプ8の短所なわけですが…。
で、私はトランプ氏にエニアグラムのタイプ8のページを
まずは読むことをお勧めします。
さて、ここでエニアグラムに触れると
どういうものが得られるかを書いておきましょう。
《自分を理解する》
「自分自身を知る」ということは、
すべての基本です。自分の性格タイプを知ることで、
客観的に自分を把握することができ、
自分の適性や可能性を
どう伸ばしていけばいいか、
方向性が見えてきます。逆に、マイナスの傾向性や
陥りやすいパターンを知ることにより、
取り組むべき課題が分かります。《人を理解する》
エニアグラムは、
他者を理解するためにも
優れた地図となります。世の中にはいろいろな人がいて、
さまざまな価値観があることを
きわめて具体的に教えてくれます。ストレスの最大要因といわれる人間関係においては、
なぜ相手がそうした行動をとるのか、
なぜ関係がこじれたのか、
理解できないことが苦しみを生みます。トラブルが起きた際、
相手の行動に対し、「なぜ?」という疑問が
解消されないまま、
終わってしまうことが多いのです。そんなケースでも
相手の行動の理由が分かれば、
前向きに解決方法を考えることも
できるはずです。エニアグラムのユニークな点は、
各タイプについて、
あたかもその人の内側をのぞいているかのように
具体的に説明していること。多くの人がエニアグラムの本を読むと、
「なぜ自分の心の中がこんなに分かるのだろう」と
驚きを感じるほどです。《お互いの関係をつくる》
自分のことが分かり、
相手のことが分かると、
お互いにとっていい関係をつくることができます。エニアグラムは、
人との効果的な関わり方や、
相手の可能性をどう引き出すかについても
アドバイスしてくれます。個人同士の関係においても、
会社や学校など組織の中でも、
性格の違いからくるすれ違いや葛藤により、
本来の可能性を活かせないのは
もったいないことです。お互いの可能性を活かし合い、
ともに成長していくということは、
理想論ではなく、現実にできることなのです。※『エニアグラム 自分のことが分かる本
』より引用
トランプ氏も今はけっこう嫌われているかもしれませんが
エニアグラムを学んで
自分のエネルギーパフォーマンスをコントロールできたとしたら、
大統領退任のときには全く違った評価を得ている可能性はあると
僕は思っています。
指原莉乃を見習おう
さて、ここでサブタイトルで書いた
日本の“mostお笑いアイドル”である
指原莉乃さんに触れていこうと思います。
指原莉乃氏『mostお笑いアイドルという肩書がちょっと気になるけど、
ま~、先に話を進めてください(笑)』
指原莉乃さんがエニアグラムに出逢う前までは
けっこう秋元康さんから嫌われていました。
で、僕はこの2人の仲が
あまりよくないのは
ちょっと組織としてどうなのかな!?と感じていたころに、
HKT48の遠方枠に遊び半分で申し込んでみたら
当選してしまって、行くか、キャンセルするか考えているときに、
指原莉乃生誕祭が付いてきたので
これは行かざるを得ない状況になりました。
そこで生誕祭なので
何かプレゼントをと考え、
以前、指原莉乃さんの著書『逆転力 ~ピンチを待て~ (講談社 MOOK)』を読んだときに
随所に「あれ?さっしー(指原莉乃さんの愛称)ってタイプ7?」と感じる部分が多々あり、
秋元康氏との人間関係改善に役立てるかな…と考え、
エニアグラムの本を2冊プレゼントしました。
その2冊は『エニアグラム―職場で生かす「9つの性格」』と
『エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)』という本です。
ヘレン・パーマー氏は指原莉乃さんと同じタイプ7なので
彼女が書いた『エニアグラム―職場で生かす「9つの性格」』は
とても読みやすい本であり、指原莉乃さんも読みやすいだろうと考えたこと、
そしてもう1冊の『エニアグラム―あなたを知る9つのタイプ 基礎編 (海外シリーズ)』は
エニアグラム初心者としてはかなり高度な本ですが
しっかりしていることから、
この2冊を選んでプレゼントしてみました。
指原莉乃さんは臭覚が鋭いので
たぶん、すぐにタイプ7を読んだのでしょう。
(ちょうど3年前の今日の出来事みたいです)
そして秋元康氏へ私はこういうタイプだから理解してと理解を求めた結果、
翌日(2015年2月5日)の秋元康氏の755では
『指原はこういうことを考えて行動していたんだね』というニュアンスのトークがあり、
2人の雪解けが始まったのです。
たとえば、指原莉乃さんがエニアグラムに出逢う以前の出来事で、
秋元康氏を一年のうちで一番怒らせた出来事が
指原莉乃さんから秋元康氏へ食事に行きましょうと誘っておきながら、
会ったら、(人を誘っておきながら)
すぐに帰ると言って実際に帰ってしまった事件があるのですが、
この行動原理は、
たとえばタイプ7の子どもがいたとします。
スーパーマーケットへ入って、
「このお菓子欲しい」と強請ります。
でもママは「買いませんよ」と譲りません。
そしてタイプ7の子はずっとそのお菓子を持ちながら
空想にふけるのですが、レジに並んだときに、
「やっぱ、いらない」とレジ近くの棚に置いたりします。
ここで、この楽しみを手に入れると
もっと先に訪れる楽しみが手に入らない恐れを感じるのかもしれません。
これと同じような心境に
その当時の指原莉乃さんの心境はなったのかもしれません。
で、秋元康氏も、これを聴いたメンバーやリスナーの人も
指原酷いと思ったでしょうが、
僕としてはタイプ7なら有りえる行動かな…という心境でした。
他にも指原莉乃さんがまた秋元康氏を怒らせた場面として、
指原莉乃さんが異性問題でAKBからHKTへ移籍後、
初めて公の場面に出てくる『第一回ゆび祭り』で、
どういう登場の仕方をするかに
みなさん注目していたのですが、
指原莉乃さんは『みなさん莉乃ちゃんコールよろしくお願いします』と言って登場。
この行動に対して秋元康氏が「ありえないでしょ」と怒ったのですが、
あのシーンで指原莉乃さんが「みなさんご迷惑とご心配をお掛けしました」と言えば、
まだまだこの問題を引きずるかもしれない。
タイプ7は刑務所の牢屋に閉じ込められたような自由を奪われた状態が嫌で、
逆に楽しいことを自由に楽しめる状態が一番モチベーションが高いと言えます。
だからあのときの指原莉乃さんは
刑務所の牢屋に閉じ込められたような嫌な気分を、
一気に現状打破しようとした行動だったのではないでしょうか!?
こういう2つの秋元康氏を怒らせた指原莉乃さんの行動は
無意識に勝手に出てしまったのだと思います。
しかし今の指原莉乃さんはエニアグラムを学んだ結果、
自分で行動のエネルギーバランスを保てるようになったのが、
高パフォーマンスにつながっていると言えるでしょう。
エニアグラムを学ぶ、学ばないでは…
(写真:指原莉乃氏ツイッターより)
たとえば、この写真は指原莉乃さんが
2015年2月2日につぶやいたものですが、
このつぶやきに対し、
当のゆきりん(柏木由紀さん)からは
「なんでや」というニュアンスのリアクションがあったり、
ファンからは「みくりんに嘘教えやがって」などの反響がありました。
タイプ7は自分も楽しめて、
周りも楽しめることを考えることが好きなので、
取った行動とも言えます。
(写真:秋元康氏の755より)
こういう画像を送ってくるのもそうですね!
で、エニアグラムに出逢う以前の私でしたら、
こういう行動を“チャラい”と言っていたでしょう。
それを“おもろい(面白い)”と言えるほど
物の見方が変わりました。
これがエニアグラムの凄さです!
ここで余談ですが、
以前、指原莉乃さんがツイッターで
『ラーメン食べたい』とつぶやいたときに、
それを見た人から
はい、ほい、と写真を載せたメンションが着たときに、
指原莉乃さんが「止めて」とつぶやきました。
それを見た人から
その「止めて」は「振りでしょ」とつぶやいていましたが、
あの「止めて」は指原莉乃さんの本音。
自分は楽しめてなくて、
周りは楽しめている状態だからね。
余談でした。
それと自分の行動を他者はこう感じてるんだろうなと思っていた行動が、
実際に他者からはこのように思われていたんだと
自分の行動が矯正できるようにもなりました。
他者を知ることは知恵。自分を知ることは悟り。
(老子)
これは老子の格言ですが、
自分を知らずに無意識な行動を取り続けていくと、
必ずといっていいほど、同じパターンで失敗を繰り返します。
しかし違うタイプの行動を学ぶことで、
こういう選択肢の道もあるね、と、
違う行動を取ることで
同じパターンに陥るのを回避できたりします。
漫画『ドラえもん』を例に
次は、日本の漫画『ドラえもん』を例に書きますが、
のび太くんが道を歩いていると、
空き地で遊んでいたジャイアンが
「のび太、遊ぼうぜ」と声を掛けてきます。
そしてジャイアンに弄られたのび太くんが泣き出しているところを
買い物帰りのお母さんが見つけ、
「たけし、またあんたって子は!」と
ジャイアンのお尻を叩きながらお説教し、
ジャイアンは「母ちゃん、許してくれよ」と泣きながら
許しを請う場面があったりします。
さて、ここで
この図を見てください。
人間には先天的に得られた『気質』と、
後天的に得られる『性格』などがあります。
たとえば血液型って先天的に得られたものですね。
気質も血液型と同じように先天的に得られたものなので
変えようがないのです。
で、先ほどのジャイアンとお母さんのやりとりは
日本の子どもへの躾の現場でもよく見かける光景ですが、
“いくら止めなさい”と気質に蓋をしようとしても
持って生まれた気質は我慢が出来ず、
一度は頭で理解したものの
押さえつけられた気質は
また何かのきっかけに暴発してしまったりします。
そこで、ヨーロッパのとある国では
(国名は失念してしまいましたが)
小学校の先生はみんなエニアグラムを学んでいて、
たとえば先ほどのやりとりを例にすると、
『あなたの気質がそうさせちゃったのね』とハグしたりして、
受容したりします。
そうすると受容された方も
ここまで自分を出しちゃうと周囲に迷惑を掛けちゃうんだと
自分のエネルギーバランスを感覚で
小さい頃に覚えるようになってきたりします。
よく日本のマスメディアは
日本のことを成熟社会と呼びますが、
日本の教育って、この話を読んで
進んでいると思いますか?
遅れていると思いますか?
僕は世界よりこういう点では
遅れていると思っています。
たとえば卓球の福原愛ちゃんのジュニア時代の指導者が、
「愛ちゃん、お菓子ちょうだい」というと、
お菓子がいっぱい入ったバッグの中から
「はい、これあげる」とお菓子をくれたエピソードを語りながら、
母親の教育が悪いんだと言っていたテレビ番組がありましたが、
みんな同じ子どもに育つという
誤った考え方からの発言だと私は思いました。
また、よく『性格を変えたい』と言ってきた人に対して、
性格を変える必要なんてないという指導者もいるようですが、
僕も指原莉乃さんも性格を変えたからこそ
良いパフォーマンスになっているといえるでしょう。
それと性格は変えられないという表現をする人がいますが、
それも誤りです。
先天的に得られた気質は変えられないけど、
後天的に環境や自分のストーリーの中で登場してくる人物によって
得られる性格は変えられます。
タイプ8が学ぶべきことは…
よくエニアグラムを浅く学んだ人は
成長方向が書かれているので、
自分のタイプを捨てて、
成長方向のタイプになることが
成長なんだと勘違いする人もいますが、
自分のタイプを捨ててどうする!と私は言いたいですし、
気質は変わらない。
でも自分のタイプを最大限活かしながらも、
自分のタイプに固執しないことも重要です。
さて、トランプ氏が学ぶべきポイントは
タイプ8は、「私は人の助けになる」という
献身的なタイプ2の誇りをもつことで、
力をやみくもに示そうとする「囚われ」に
逆らうことができるようになります。
タイプ8は、優しさの表現がとても苦手で、
他人を攻撃しようとするので、
多くのトラブルを生みがちです。
しかし、他者への心配りが巧みで、
常に優しさを表現しようとするタイプ2の美徳を意識することで、
柔和な対応ができるようになります。
また本能中枢を好むタイプ8が、
タイプ2の感情中枢を活用できるようになれば、
相手の感情の変化も理解でき、
自分の強さを人のために使えるようになります。
こうした能力を備えることで、
タイプ8は、強さと繊細さという
最強の魅力を兼ね備えることになるわけです。
最後にトランプ氏へ捧げる歌
僕は以前の指原莉乃さんがタイプ7の行動なら有り得ると思ったように、
トランプ氏の行動もタイプ8なら有り得ると思っています。
相手を知るほど、怒りはなくなる。
(福島正伸)
これは福島正伸氏の名言ですが、
相手を知らないほど
怒りの感情も出てくるのです。
私のように相手を知ることで、
このタイプだったら、こういう行動も有り得るな~と
受けとめてあげられる力は
多くの人に身につけて欲しいと私は願っています。
さて、最後にトランプ氏へ捧げる歌は
Have You Never Been Mellow
There was a time when I was
In a Hurry as you are
I was like youThere was a day when I just
Had to tell my point of view
I was like youNow I don’t mean to make you frown
No, I just want you to slow downアーティスト:Olivia Newton John
作詞:FARRAR JOHN
作曲:FARRAR JOHN
Released in 1975
日本語訳でいくと
そよ風の誘惑
私にもそんな時があったわ
あなたのように急いでたの
私もあなたに似ていたわ自分の意見だけを
主張していた時期もあった
あなたにそっくりだったわあなたを不機嫌にしたいわけじゃないのよ
ただ落ち着いて欲しいだけなのよ和訳は星野葵さん、MrMoonligttさんの和訳を参考に引用
あとがき
私や指原莉乃さんのように
自己改善に取り組んだ人なら
トランプ氏を責めるよりも
そよ風の誘惑の歌のように
私も今のあなたのように
自分のタイプに固執していたときがあったわ
だから気づいて欲しいの
あなたにも…、と
囁く感じかな…。
それとビジネスと違って一国の長は
自国の繁栄を願うことはどの国も一緒だと思いますが、
他国の繁栄も考えないと外交は難しいかもしれません…。
P.S.私は苫米地英人氏がクライアントを公表しないのと同じように
私もクライアントを公表する主義ではありません。
もちろん今回登場した指原莉乃さんは私のクライアントではありません。
ただ、指原莉乃さんの例のように、
パフォーマンスが良くなった人の裏では
私が影響している可能性があり、
逆にパフォーマンスの悪い人には
同業他社が係わっていると言っていいでしょう。
全てに含みを持たせるのが僕のやり方だから…。
それとエニアグラムについて
もうちょっと知りたい方は
僕の過去ブログをチェックしてね⇒こちら
あと、時間の関係で書き足りない部分は
後日談としてアップする予定です。
アップしたら、このページにもリンク先を明記する予定です。
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