私がフリーランスになったころは、
まだまだ日本のスポーツ界は、
監督やコーチの命令は絶対という
上下関係が多く見られました。
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でも、選手を伸び伸びとプレーさせるには、
この上下関係を
対等の関係に直していかないといけないと、
私も声を上げてきた一人です。
でも、その過程で、
選手は選手で
自律が求められてくるわけですが、
私も対等の関係を作っていくのに
意識が行き過ぎて、
選手へ自律を求めるのを
疎かにしてしまった部分もあったと
反省しています。
そういう中で、
たとえばバドミントンの桃田賢斗選手のような
スキャンダルも発生させてしまいました。
だから、国民からバッシングを受ける中でも
桃田賢斗選手のツイッターをフォローしたりして
火中の栗を拾う覚悟で
守ろうという意識がありました。
そして桃田賢斗選手は
その後、改心して、
本当に名実ともに
すばらしいアスリートになったと思います。
なので、もうツイッターのフォローを
止めてもいい時期がきたな…という感じでいます。
こういうことを書くと、
たとえば、いま、水泳の瀬戸大也選手の
スキャンダルが発生しているので、
瀬戸大也選手の件もフォローしてあげてみては?
という意見も出てくるかもしれませんが、
スキャンダルが起きるとどうなるか?
他人の失敗事例から学べない選手まで
助けることは僕はできませんし、
以前の上下関係のように
監督やコーチから生活面でも
目を光らせていないと
きちんとした生活が送れないとしたら、
それは幼稚なアスリートと言えないだろうか?
何でもかんでも、
何か起きたら木村が助けてくれると思ったら、
それは甘いです!
甘えは許さないし、
作りたくないので…。
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