ヴァヒド・ハリルホジッチ日本男子サッカー代表監督が

言いたい放題なので、

さすがにカチンときて今日は書いておくことにする。

 

まずビジネスを例にして書いてみます。

 

取引先への納期が3日後に迫ってきているとします。

しかしこのペースで行くと納期に間に合わない。

 

では、どうするか?

 

・関わっているスタッフへの残業でクリアするか?

・スタッフを増員して乗り切るか?

などなど突貫工事を行って

納期に間に合わせようとしますね。

 

では、日本男子サッカーは

FIFAワールドカップサッカー本大会まで

あと6ヶ月と迫ってきている中で、

昨年終盤のサッカーを見ても

課題しか残らない状況なのに、

なんだこの強化のスピード感の無さは!?

と僕は思ってしまう。

 

そこで、何でこのスピード感の無さになるのか?

私なりに考えてみました。

 

一つは、ハリル監督が退任の際、

「私の要求に応えられる選手がいなかった。

だから負けたんだ」と逃げ口上を言う。

 

もう一つは日本サッカー協会との契約の際に

明確なノルマ(約束)がなかった。

たとえばワールドカップ・ベスト8以上とか

明確な目標があれば、

そこに向け必死に頑張るが、

目標が無いに等しければ、

このスピード感の無さは納得できる。

 

いま自分が思いつくのは

この2つのケースになります…。

 

さて、先月の韓国戦後の

ハリル監督の談話で

「韓国の方が格が上だった」と

言い訳をしたそうですが、

『サッカーって必ず格上が勝つスポーツなのだろうか?』

マイアミの奇跡を実際に起こした経験のある

現・日本サッカー協会技術委員長の西野朗氏に僕は問いたいね!

 

また、先の韓国戦の試合などで

元日本代表選手や日本サッカー協会関係者などが

日本選手の不甲斐なさに対し、

情けないなどと言った記事が

多く見受けられました。

 

では、映画『アメリカン・スナイパー』を例に書きますが、

映画の中では、戦地へ向かう前に

過酷な訓練を受けるシーンが出てきます。

 

では、なぜ、過酷な訓練が必要なのかというと、

仲間を生きて戦地から生還させるためですね。

 

簡単に書けば

本番で自信を持ってアクセルを踏ませるようにするために

上官は心を鬼にして過酷な訓練を事前に課すわけです。

 

では、ハリル監督は選手に

自信を持ってアクセル踏ませる準備を

しているのだろうか!?

 

僕の答えはNOです!

 

だから試合の中で選手がビビるシーンが

あっても僕は当然だと思っているのです。

 

それなのに選手を叩くのは

筋違いのように私は感じています。

 

さて、イビチャ・オシム氏の

指導を受けた日本選手は

『このまま行ったら自分たちは凄いことが起きる』と

自分たちが化けていくのを実感した選手も

多かったはずです。

 

では、ハリル監督の指導を受けて

『このまま行ったら自分たちは凄いことが起きる』と

感じられる日本代表選手はいるのだろうか?

 

僕は皆無のような感じがしてならない。

 

リーダーとは「希望を配る人」のことだ。

(ナポレオン・ボナパルト)

 

これはフランスの国民的英雄ナポレオンの名言です。

 

イビチャ・オシム氏は

豊富な練習メニュー(強化メニュー)を持っていて

選手に希望を与えることができました。

 

では、ハリル監督は?

 

私が思うに、イビチャ・オシム氏は

『自分は比較的小さなクラブや発展途上のクラブの指導には向いているが、

ビッグクラブなどには適していない』というようなニュアンスを

かつて語ったことがありました。

 

自分がどういうクラブやチームだったら

自分の能力が活かせるか、

身の丈を知っていて

自分の能力が活かせる現場を選んでいたとも言えるでしょう。

 

人間は、かなり有能な生き物ではあるが、

万能ではないから…。

 

だから人間得手不得手があるのも

当然といえば当然なわけです。

 

では、これまで3年間のハリル監督を見ていて、

日本のサッカーが強くなっているようにも感じられないし、

希望も与えていない。

 

要するに今の日本代表の問題をクリアできる

監督では無いように思えますし、

ハリル監督は日本の課題をしっかり把握しないで、

日本はワールドカップに出場している国だからと

高を括って日本代表監督を受けたのではないだろうか!?

 

そう感じてしまうのです。

 

さて、あと本番まで6ヶ月残っているのに

突貫工事に取り組まないとしたら

日本サッカー協会は、試合をやる以前から


(写真:映画『超高速!参勤交代リターンズ』より)

落ち武者だよね。

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