いま日本では、

ワールドカップバレー2019が行われていたり、

ラグビーワールドカップが行われていたりして、

正にスポーツの秋という感じでしょうか!?

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さて、そんな今日はワールドカップバレー2019の

全日本女子のプレーを

全試合、全プレーを観たわけではありませんが、

ここまで私が感じたことを書いていきたいと思います。

 

まず、始めに感じたのは韓国戦。


(写真:フジテレビから)

これはポイント間のインターバルなんですが、

韓国チームの“輪”が小さいのに

お気づきでしょうか?

 

これは韓国チームだけの話ではありません。

 

この写真は


(写真:フジテレビから)

対アメリカ戦の時のアメリカチーム。

 

そして、この写真は、


(写真:フジテレビから)

対ブラジル戦の時のブラジルチーム。

 

しかし全日本女子は

ハイタッチ(`・ω・)人(・ω・´)などはしたりしますが、

このように小さい輪になったりはしていません。

 

そして私は外国チームの

この小さい輪になったシーンを見て、

まるでハグをしているような

何かを味わっている感じを受けました。

 

ハグをした経験がある人は

感じたことがあるかもしれませんが、

ハグをしたときに

肌と肌が触れ合うことで

“生きている”と感じたり、

“つながっている”と感じたり、

感じ方は人それぞれに違うでしょうし、

意識的に何かを感じたり、

無意識に何かを感じるかもしれませんが、

何かを体感、実感することでしょう。

 

そして外国チームは小さく輪になることで

一体感を感じたりしているように

私からは感じられました。

 

さらにブラジルなどは

小さな輪になったときに

背中に回った手で

両隣の選手を励まして

更に一体感を作っていました。

 

もちろん日本選手が

必ずしも他国の真似をする必要はありませんが、

何か今の全日本女子には

一緒に戦っているのに、

一人ひとりの選手に、

何か孤独感を感じてしまったりも

私の中ではしています。

 

また対韓国戦での韓国チームは

小さな輪になるときに


(写真:フジテレビから)

キム・ヨンギョン選手が

まるで『Yes,We can! そうそう私たちは出来るの!』と

さらにチームを鼓舞させているようにも感じました。

 

そして、これは韓国チームだけに限らずですが、


(写真:フジテレビから)

小さな輪になったときや

小さな輪から離れるときに、

“小さなコミュニケーション”が

盛んに行われているのも印象的でした。

 

さらに対アメリカ戦の時のアメリカチームでは

この写真のときに


(写真:フジテレビから)

23番のケルシー・ロビンソン選手だったかな?

体をぶつけるようにして輪に入って行きました。

 

日本語は表現が豊かなので、

言葉だけで全てを伝えることが可能ですが、

たとえば英語などは単語数が少ないため、

それを補うために体を使って表現したりします。

 

正にケルシー・ロビンソン選手は

ボディ・ランゲージによってチームに

活力を与えていた印象を受けました。

 

また昔の女子バレーは

外国のチームはパワーなど身体能力の高さに頼り、

大味なバレーが多く、

対する日本は、コンビネーションバレーなど

組織的なバレーで対抗してきた印象が

私の記憶の中では残っています。

 

しかし、今回の大会を見ていると

外国チームの方が組織的で多彩な攻めが多く見られ、

逆に日本は大味なバレーな印象を受けています。

 

なぜ、こうなってしまったのでしょうか?

 

試合は練習でどれだけ準備していたのか

把握できる場でもあります。

 

たとえばリオデジャネイロ・オリンピック出場権を得るために

最終予選で日本は楽勝したわけではなく、

苦戦の末に出場権を獲得しました。

 

そしてオリンピック本番を迎えたときに僕は、

最終予選からオリンピック本番までの間に

どれだけの準備をしてきたのか?

どのようなインターバルを感じられるのか?

楽しみにしていました。

 

確か初戦の韓国戦で、

木村沙織選手が審判の笛が鳴ったと同時に

サーブを打つなど工夫が見られました。

 

しかし、韓国チームも適応してきました。

 

さぁ、二の矢、三の矢として

どんな準備をしてきたの?

奥の手は?と思っていましたが、

まさかの『もうNo idea?』。

 

これでは選手も苦しくなるばかりですし、

(絶対的な実力差があれば別ですが)

世界で勝てるわけがありません。

 

『選手よりも監督は多くのアイディアを持っている必要があるし、

そのことを選手の前で証明する必要がある。

そこではじめて選手から評価され、

信頼されることができる。』

(イビチャ・オシム)

※みすず書房「オシムの伝言」より引用

このイビチャ・オシム氏の言葉のように、

監督、コーチは、

選手よりも多くのアイディアを持ち、

そのことを選手の前で証明する必要があると私も考えています。

 

しかし、今まで多くの日本人指導者は勉強しない。

そして威厳を保つことで選手を押さえこもうとする。

これが日本の体育会系における悪しき伝統。

世界と比べたらまったく話にならないレベルの話です。

 

それと今回の全日本女子を見て、

1ポイント取るごとに一喜一憂し過ぎるのも

ちょっと気になったり…。

 

『何かを達成した後は

気持ちが抜けてしまうことが多いので、

打った塁上では

「次の打席が大事だ」と思っていました。』

(イチロー)

これがプロフェッショナルな姿勢ですけど…。

 

話を戻して、試合が負けた直後に

笑顔を見せながら会話している選手もいたり…。

 

はっきり書きますが、

負けた悔しさを知ることで選手は更に強くなろうとするし、

逆に負けて何も感じず

負けることに慣れてしまったら

その先は無いと私は思っています。

 

それと、大味なプレーが目立ったり、

チームに一体感が感じられなかったりと、

何かチームビルディングが上手く行っていないように

感じるのは私だけσ(^_^;)?でしょうか?

 

乗り越えろよ!

火の鳥NIPPON!

We fight together!!

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